アーティスト奈良美智がMOMATのレクションから作品をレクします。
大学時代の恩師、麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、奈良が「手袋とスの色が大事」と語る榎本花俊の女性像。美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、自然と1910-50年代の人と景色を描く作品にしぼられたといいます。
おもに「人」を描くアーティストと思われがちな奈良ですが、実は街や野といった「景色」も「人」と同じぐらい重要なものと考えています。「人」と人の外にある「景色」、ふたつが合わさって「風景」になる、と奈良は語ります。
おなじみの名作からふだんあまり展示されない作品まで、約60点がずらりと並びます。奈良が作家、作品に寄せたメンもご紹介します。奈良美智の目を通して、作品の新しい魅力に出会いましょう。