しりあがり寿(1958)は、「弥次喜多 in DEEP」や朝新聞に連載中の「地球防衛家のヒ」をはじめ、数多くの独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られています。その仕事は文藝春秋漫画賞や手塚治虫文化賞・優秀賞を受賞するなど高い評価を得ており、最近では、東本大震災後の本をテーマにした漫画集「あのからのマンガ」が大きな話題となりました。また本大学芸術学部や神戸芸術工科大学では、長年に渡り学生の指導にあたっています。
その一方で、絵やニメーションなどの手法を用いて、自身の漫画と関連しながらもそれ自体で自律した現代作品も発表。近年では、様々なものを回転させる一連のインスタレーション作品も展開させています。
自身初の美術館での個展となる本展では、これまでの多様な仕事に触れつつ、回転インスタレーションを中心に新作を展開します。絵画作品やジオマ、用品から映像まで、あらゆるものが展示室内で回転します。
回転とは?芸術とは?「漫画家しりあがり寿」とは一味違う、新しい「しりあがり寿ワールド」を体感する展覧会です。