北斎漫画』は「冨嶽三十六景」とともに葛飾北斎17601849)の名を世界中に広めることとなった絵本です。文化11年(1814)、北斎が55歳の時に初編を手掛けて以降、その人気は北斎が亡くなっても衰えることなく、明治11年(1878)になってようやく15編で完結しました。『北斎漫画』はまさしく北斎のワークであったと言えるでしょう。本展では、この世の森羅万象を描き尽くそうとした『北斎漫画』の魅力をご紹介します。