植物からインスピレーションを得て制作する若手ペインター、山地咲希がサボテンをモチーフにした油彩画十数点を出品します。山地にとってサボテンは無表情でありながら親近感がわく植物。皮膜の層をつくるように透明絵具を塗り重ね、ときどき不透明絵具をはさんではまた透明絵具を重ねていく。そうした手作の中から見えてくるイメージをつかみとり、具象と抽象の間を行く作風で生彩に富む画面を作り上げています。