19世紀後半から近代化とともに変容する美意識は、風景との新たな関わり方を生み出しました。ゴーガンは未開のタヒチに、ルノワールやボナールは地中海の強い陽光が照らす仏に魅せられ、自然の姿に理想を投影した世界を描いています。モネは移り変わる光、クールは粗野な風景にありのままの自然の姿に主題を求めました。本展覧会は、ポー美術館の西洋絵画レクションの中から、自然と都市の風景を描いた画家たちの作品を取り上げ、それぞれの表現の中に込められた想いを明らかにする試みです。