浜口陽三1909-2000)と一原有徳1910-2010)。若くしてリに渡り、後年ー・メゾチントという独自の銅版画技法を確立した浜口に対し、その生涯のほとんどを北海道で過ごした一は、モノタ版画や、金属を用いた実験的な作品に挑戦し、異色・異才の版画家として注目されました。同時代を生き抜き、共に人生の後半に“遅咲き”の版画家として開花したふたりが50歳代から80歳代にかけて手掛けた作品を通して、“静”と“動”の対比をご堪能ください。

会場: 浜口陽三記念室