「六本木クロッシング」は、森美術館3年に一度、本のシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリーズ展です。5回目となる本展では、本、韓国、台湾の4人のキュレーターによって選ばれた、20組のアーティストバラティーに富んだ表現を通して、本の現代を幅広い視野から検証し、今の社会とについて考察します。
、グローバル化やITの発達、SNSの普及により、個人による情報発信が可能となり、ネッを介したバーチャルなコミュニケーションの機会が増大しています。このことは自己と他者の関係性にも大きく影響を与え、これまで当たり前のように考えられてきた社会制度や世の中に存在する様々な枠組み、価値観の見直しが求められています。本展では、独自のリサーチを通して、個の事象やスーリーにスポッを当てる作品を制作している、アーティストたちのまなしを通して、歴史や身体、性、風景についての新たなメージを描き出します。「私」とは誰だろう。私の身体はどのように歴史や他者とつながっているのだろう。過去と未来、自己と他者が交錯する感覚を味わいながら、世界と自分との新たな関係性を探ります。