17世紀初頭、佐賀・有田に日本初の磁器として誕生した伊万里焼。当時日本へ盛んに輸入されていた中国陶磁への憧れから、有田でも間もなく染付の製品がつくられるようになりました。染付とは、器胎に呉須で青い文様を描く技法、あるいはそのやきもののことで、日本では文様を染め付けるところから発想を得て、その名がついたと考えられています。
伊万里焼の染付と一口に言っても、素朴な味わいのあるものから、青1色とは思えない華やかなものまで、その表現は実に様々です。今展では、変化に富んだ約80点を展示。古伊万里染付の魅力を、時代によって変化する趣、多彩な技法、他色との調和、の3つの観点からご紹介いたします。