古くから「文明の十字路」として栄え、シルクロードの拠点として発展したガニスタン。その北部に点在する古代遺跡で発掘された貴重な文化財は、ガニスタン国立博物館を代表する収蔵品となっていました。1979年のソ連による軍事介入やそれに続く内戦により同館は甚大な被害を受け、その多くが永遠に失われてしまったとみられていました。 ところが、その貴重な文化財は、国立博物館の勇敢な職員たちにより、秘かに14年もの間守り続けられていたことが2003年に判明します。 本展は、この秘宝の再発見を契機に、ガニスタンの文化遺産復興を支援するために企画された古代ガニスタンの歴史と文化を紹介する国際巡回展です。2006年のフランス・ギメ国立東洋美術館での開催以来、メトロポリタン美術館大英博物館など、世界10か国を巡回し、すでに170万人以上が来場しています。本展ではこの秘宝231件に加え、平山郁夫氏らの呼びかけにより本で「文化財難民」として保護・保管され、この機にガニスタンに返還されることとなったガニスタンからの流出文化財の中から15件が出品されます。

会場:東京国立博物館 表慶館(上野公園)

[関連]
・記念講演会「世界遺産を護れ!-迫る危機をのりこえて-」要事前申し込み
程: 2016年5月28(土) 13:3015:00
場所: 平成館大講堂

・ゴールデンーク特別「黄金のガニスタン展キッズーナー」
特設ーナーにてぬり絵やモール人形づくりなどの各種ワークショップを開催。
程: 2016年53(火)~2016年55(木) 9:3018:00受付
場所: 表慶館1