PLAstica さんのコメント

WOW Showcase -生活不必需品の必要性-

WOW Showcase -生活不必需品の必要性-

Eye of Gyre [東京都]
2017年04月14日2017年06月27日
WOWがカバンやスツール、食器などの”モノ”も手がけていたのは初めて知りました。製品自体のデザインも、その特徴を映像で見せる方法もかっこいい展示でした。 特に印象に残ったのが新作の「LUX -ルクス-」というプロダクト。液晶ディスプレイのバックライトを”電球”に変え、パネルを立体的に組み上げることによって”ディスプレイ”を”照明”に変えてしまう発想に驚き!さらにそれを白い壁の部屋に置くことによって”インスタレーション”にまでなっているのがとにかくクールでした!
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ライゾマティクス創立10 周年記念展  「Rhizomatiks 10」

ライゾマティクス創立10 周年記念展 「Rhizomatiks 10」

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ライゾマティクス創立10 周年記念展  「Rhizomatiks 10」

ライゾマティクス創立10 周年記念展 「Rhizomatiks 10」

スパイラル [東京都]
2017年04月19日2017年04月30日
スパイラルの長い廊下に、創立から10年の間に制作された膨大な数の作品の映像が展示されていたり、YCAMで行われた「border」のインスタレーションバージョンがHMDで体験できました!10年の間に作品が進化していく様子を見られるのも面白かったし、アートから演出、広告まで、多様な作品を改めて知ることができました。 面白かったのが、これまでのトライアル&エラーをまとめた映像集の「Rhizomatiks Trials and errors」。わくわくするような”Trials”から、「これ会社でやらかしたらめっちゃ怒られる!」みたいな”errors”まで、独創的なアイディアが生み出される過程の一部が見られたようで、なんだか嬉しかったです。
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いちはらアート×ミックス2017

いちはらアート×ミックス2017

いちはらアート×ミックス [千葉県]
2017年04月08日2017年05月14日
2014年に初開催された芸術祭「いちはらアート×ミックス」。今年が2回目の開催です。 面白かったのが、世界土協会の「土ソムリエ」。様々な土地で採取した土をリストから選んで、その香りと映像、解説を体験できる作品で、色や質感だけじゃなく香りの立ち方が全然違うのを体感できました。レストラン風の演出もユニークでした。普段は土を使って別々に制作されている3名のアーティストが、ユニットとして活動されているというのも面白かったです。 豊福亮さんの「美術室」や、角文平さんの「養老山水図」など、2014年には公開制作されていた作品の完成形が見られたのも嬉しかったです。 今の時期、地元のボランティアさんによって植えられた小湊鉄道沿線の菜の花畑も美しく、また、SL風のトロッコ列車が走っていたり、地元の”食”に関する出店もあり、アートだけではなく様々な面で楽しむことができました。予算は初回の3分の1とのことで、1作品にかけられている予算は少なくなったように感じた一方で、駐車場が無料になったり案内が増えたりと、アクセスしやすくなったような印象でした。
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カールステン・ニコライ Parallax パララックス

カールステン・ニコライ Parallax パララックス

市原湖畔美術館 [千葉県]
2017年03月18日2017年05月14日
展示室の使い方がとてもユニークでした! 物語も感情もない淡々とした映像や写真作品ですが、規則性が見つかりそうなのに裏切られたり、ピントが合いそうで合わなかったり… なんだか、”自然”の中にある美しい秩序を抽出して、だけど計算通りにはいかない乱雑な部分も再現されたような作品が並び、美しいものを見て幸せな感覚と思い通りにいかないようなもやもやした感覚が入り混じる不思議な展覧会でした。 少し遠くて行きづらいなぁ…と思っていましたが、行ってよかったです!
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草間彌生 我が永遠の魂

草間彌生 我が永遠の魂

国立新美術館 [東京都]
2017年02月22日2017年05月22日
草間彌生さんの作品が時代を追ってバランス良く展示されていて、過去の作品を見ながら草間さんの作品を初めてみたときの衝撃を思い出すような展示でした。 今回のメインである「わが永遠の魂」のシリーズは個人的には過去の作品ほど好きではなかったのですが、現在もこの巨大な作品を制作し続けていることの凄みを感じたし、「これまでの作品は”プロセス”」「もっと素晴らしい作品をつくりたい」という語りは重くて、今も闘いつづけてる人なんだなぁ…ということも感じられました。 会場の構成やオーディオガイドがユニークだったのも印象的でした。 会場に入ってすぐにメイン作品の大部屋&写真撮影OKコーナーとなっていて、入り口付近が大混雑!という状況が回避されていたし、しかも、一周してはじめの展示室に戻れるので、とにかく見たいシリーズの作品を真っ先に見られるのがとても良かったです。 また、オーディオガイドは草間さんのコメントや詩の朗読などもある上、作品ごとでなく部屋ごとの解説になってたので、1つの作品の前に人だかりができることなく解説が聞け、ゆったりと作品を楽しむことができました。 国立新美術館の外でもカボチャのオブジェや球のオブジェなど、まわりの風景を巻き込んださまざまな作品を楽しめるようになっていたのも面白かったです。 開幕直後の平日の朝に行ったところ、入場待ちはありませんでしたが物販は30分以上待ちの行列でした。図録だけなら地下のミュージアムショップで待ち時間なく購入できました。
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大英自然史博物館展

大英自然史博物館展

国立科学博物館 [東京都]
2017年03月18日2017年06月11日
混雑を心配していましたが、整理券制だったのでそれほど並ばずに入場でき、また入場制限のおかげで中では比較的ゆったり見られて良かったです。ダーウィンやロスチャイルドらの人物(コレクション)軸で展示されているので、普通の博物館と違って物語を読むような流れになっていたのがユニークでした。始祖鳥の化石やモアの骨格標本などに加えて、絶滅してしまった生物が生きている様子がCGで再現されたりしていたのも面白かったです。 ちなみに、この展示は国立科学博物館で開催されていて本当に良かったなぁと思える展示でした。「大英自然史博物館展」は”人物”軸のトピック的な展示が多いので、面白い!と思う展示があったらそのまま地球館の常設展に行くと、今度は”時代”や”属性”の軸でたくさんの標本と解説に出会えました!金・土曜日は午後8時まで開館しているので常設展と併せて楽しみたい展示です。
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パロディ、二重の声―日本の1970年代前後左右

パロディ、二重の声―日本の1970年代前後左右

東京ステーションギャラリー [東京都]
2017年02月18日2017年04月16日
絵画作品や漫画、映画の”パロディ”が並ぶユニークな展覧会でした。 パロディって”元ネタ”分からないと楽しめないかも…と少し不安でしたが、今回の展示ではほとんどの作品に”元ネタ”の図版が紹介されていたのが嬉しかったです。 鈴木慶則さんの「高橋由一風鮭」という作品では、あれ?!何が違うんだっけ?と見返してしまい、”知っているつもり”で、いかにちゃんと作品を見ていなかったか…と皮肉られているような気分になりました。 一方で、やっぱり”パロディ”ってリアルタイムに見てこその面白さがあるんだろうなぁ…っていう印象も。今回の展示は1970年代前後を中心とていましたが、当時の雰囲気とか流行りものとかが分かったらもっと面白いんだろうなぁと感じました。パロディ作品で笑うためにはいろんな教養が必要ですね。
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アスリート展

アスリート展

21_21 DESIGN SIGHT [東京都]
2017年02月17日2017年06月04日
人間と思えないほどの驚異の身体能力を表現した作品に衝撃を受けた後に、その動きをつくる身体の使い方とか意識、道具などを紐解いていく展覧会でした。体験型展示も多くて楽しかったです。 特に印象的だったのは「驚異の部屋」。短距離や高飛び、幅跳びなどの世界記録の動きを実寸大模型とプロジェクションで体験できる部屋で、人間の身体能力ってここまでできるのか?!と圧倒されました。テレビで見るのとでは全く違った”体験”となる作品でした。 また、こうした記録を生み出すのは、生まれ持った”身体能力”だけじゃないと感じられるのもおもしろいところで、「身体拡張のギア」という作品では、スポーツ選手用の道具の多様性を見られることと、その道具を開発する人の話を聞けるのが面白かったです。「選手の要望をいかに数値化するか」というのが肝ですが、その評価したい対象が、自分の身体にはそもそも備わっていない(プロの選手にしか気づけないような)感覚かもしれない…と考えると、その要望を言葉から抽出していくのってかなりの困難であることが伺えます。 正直、スポーツは苦手ですが、「アスリート」を様々な切り口で見られたり、表現方法がユニークな作品も多く、とても楽しめる展示でした。
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Chim↑Pom展『The other side』

Chim↑Pom展『The other side』

SNAC / 無人島プロダクション [東京都]
2017年02月18日2017年04月09日
アメリカとメキシコの国境で”ボーダー”をテーマに行われた、Chim↑Pomの新しいプロジェクトについての展示です。 いくつかの映像から構成されていますが、その起点となる2015年の「KOYOTE」の中で、アメリカに入国できないエリィさんが言ってた”日本でもアメリカでも犯罪を犯したわけでもないのにどうして?!”みたいな言葉が印象的でした。国境のこんな理不尽なことがこれから特別なことじゃなくなるのかもしれない怖さを感じると同時に、でも、もし同じような立場の人が日本に入国しようとしていたらどうかと考えると複雑な気分で、”寛容”と”不安”の折り合いをつけることの難しさも感じました。 国境の問題は日本にいるとあまり感じることはありませんが、エリィさんのパフォーマンスを見ていると少し身近な問題として捉えられるような気がします。 また、現地で国境の壁を自宅の壁にしている家につくった「U.S.A Visitor Center」という作品は、2015年の「Non-Visitor Center」に続く”入れない場所”へのビジターセンターを作った作品で、ここからも”ボーダー”は決して国境だけにとどまらないことを想起させました。 一方で、重い問題を扱いながらも作品の中には子供の歓声や動物の声が入り混じり、作品はにテーマパークのようなユーモラスさもあり、決して重い気分だけで終わらない展示でした。 清澄白河では「MOTサテライト」も開催中なので、こちらも合わせてどうぞ。
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菅俊一 / 指向性の原理

菅俊一 / 指向性の原理

SOBO [東京都]
2017年02月03日2017年02月18日
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スーパー浮世絵「江戸の秘密」展

スーパー浮世絵「江戸の秘密」展

2017年01月28日2017年05月21日
「食神さま〜」と同じ会場で開催されていたので入ってみましたが、楽しめる展示でした。浮世絵そのものを観るというより、広重や国芳の浮世絵を通して、江戸の文化や風俗を知る、といった、ミニ博物館っぽい展示です。 浮世絵の世界を再現した舞台セットのような展示に、音声によるガイド、パネルやディスプレイによる説明と、なかなか情報量の多い展示です。動きをつけた浮世絵の世界の展示は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、親しみやすい展示でした。トリビア的な解説も多く、楽しめる展示でした。 会場の中では、葛飾北斎に、歌川広重、国芳…と、多くの絵師たちの作品がコラージュされ、大画面に映し出されていて、とてもユニークな世界観を楽しむことができます。 ”アート”というよりも”歴史博物館”的な雰囲気が強かったですが、華やかな色や細かい柄などを、明るい画面で拡大して楽しめる!というのは、美術館で実物を見るのとはまた違った面白さがあると思いました。
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見て食べる体験型デジタルアート「食神さまの不思議なレストラン」

見て食べる体験型デジタルアート「食神さまの不思議なレストラン」

1985年01月28日2006年05月21日
和食をテーマにした大規模なインスタレーション作品の展示と食事。 ほとんどの作品がインタラクティブな作品なので複数人でわいわい楽しめるタイプの展示できれいでした^^ 一番面白かったのが、複数枚のメッシュ状のスクリーンを使った「4WAYS」。立体感のあるスクリーンに近づくと、いろんな調理の音が聞こえてくる作品です。「蒸す」タイミングで近づくと、スクリーンに映った自分の像から湯気がでてきたり。近くで見るほど、映像が空中に浮いている感じが増すので面白かったです。 ほかにも、「土木展」にあった「ダイダラの砂箱」みたいに、巨大なお茶碗に入ったお米(本物!)に触ると、米粒でできた山に映し出された等高線がリアルタイムに変化したり、谷の部分にお米が流れ込むような映像になったりする作品も面白かったです。”棚田”で育てられるお米や、お米を育てるために必要な”水の流れ”なども想起させたり、発酵の工程みたいなものを発想してしまったりもする作品でした。 美しくて楽しい作品を楽しんだあとには、1人1つずつ「神様のおいなりさん」をいただくことができるのも嬉しかったです。期間限定で「菊乃井」や「ジョエル・ロブション」監修の料理も出たりするそうです。
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オープン・ウィーク ひらかれた美術の9日間

オープン・ウィーク ひらかれた美術の9日間

東京ステーションギャラリー [東京都]
2017年01月28日2017年02月05日
東京ステーションギャラリーのコレクション約20点(鉄道関連作品が多かった!)に、趣向を凝らした解説やアーティストの言葉が添えてあったりして、さらに写真撮影もOKで入場料は200円!気負わずにふらりと入って楽しめる面白い展示でした。 ある展示室にはベッドが置かれていて、ベッドの配置に合わせて、1つの壁にはイケムラレイコさんの横たわる少女の絵、別の壁には置かれた枕にそっくりな小林孝亘さんの枕の絵が展示されていました。ここでは、ベッドに寝そべって、イケムラレイコさんの作品の少女と同じ目線で鑑賞できるようになっていました。美術館でこんな風に鑑賞ができるなんてユニークだなぁと感じました。 ”分かりやすい”作品ばかりではありませんが、”親しみやすい”工夫がいっぱいの面白い展覧会でした。
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小山泰介 Taisuke Koyama “Generated X”

小山泰介 Taisuke Koyama “Generated X”

G/P gallery [東京都]
2017年01月06日2017年02月26日
展示の写真を見ただけでは「?」でしたが、解説を読むと、スキャナとか画像や映像の編集ソフトで普通ならやらないようなことを試している作品が並び、まるで”実験”のような面白い展示でした。 身近な機材やソフトを使ってこんな表現もできるのか!と驚きのある展示で、思わず真似してみたくなりました。
淺井裕介「この本に描く」

淺井裕介「この本に描く」

NADiff Gallery [東京都]
2017年01月14日2017年02月05日
淺井裕介さんの画集「この場所でつくる」の各ページに、淺井さんによってさらに絵が描かれた作品が壁一面に展示されていて壮観でした。描かれた動物が新しい動物に変わっていたり、新しい絵の中からちょこんともとの絵が覗いていたり… 会場にもととなっている画集も置かれているので、見比べながら観るのも楽しかったです。 淺井裕介さんの作品の中には多くのモチーフがあっても、そのモチーフどうしが”描き重ねられる”ということが少ない気がするので、そういった意味で、普段とは少し違った雰囲気の作品になっていたのも面白かったです。 NADiffでは淺井裕介さんのサイン&イラスト入りの画集も販売されていました。一冊ずつイラストが描かれているのが嬉しいです
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アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」

アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」

NTTインターコミュニケーション・センター (ICC) [東京都]
2017年01月14日2017年03月20日
ライゾマティクスリサーチと、アート+コムの光を使った大きなインスタレーション作品が1つずつと、両アーティストの過去の作品を紹介するビデオが2台ずつで構成されていました。 ライゾマティクスの新作は会期中にどんどんアップデートされていくそうで、1枚のチケットで会期中2回入場できるそうです。わたしは初日に展示を見に行き、シンプルな状態でしたが、次回、作品がどう変化しているのか見るのが楽しみです。 アート+コムの会場のインスタレーション作品「RGB|CMYK Kinetic」や、映像で紹介されていたキネティックアート作品は、ひとつひとつの動きは単純なのに、それらが集合してつくりだす動きは現実感がなくCGを見ているような気分になるユニークな作品でした。(アート+コムのインスタレーション作品のみ撮影可能でした。) 会期中はICCで「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」「市原えつこ「デジタル・シャーマニズム——日本の弔いと祝祭」」も開催されていて、こちらもオススメです。(こちらは入場無料です。)
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吉岡 徳仁 スペクトル ー プリズムから放たれる虹の光線

吉岡 徳仁 スペクトル ー プリズムから放たれる虹の光線

資生堂ギャラリー [東京都]
2017年01月13日2017年03月26日
プリズムを使った静かで美しいインスタレーション作品でした。 霧のようなもの(←水蒸気ではないようで、それも不思議でした…)と虹色に分光された光に包まれた神聖な雰囲気の美しい空間した。置かれていた椅子も光学ガラスを使った作品で、こちらも美しかったです。ゆっくりと動いていく光をこの椅子に座ってゆったり眺めていられるようになっているのが素敵でした。 吉岡徳仁さんのこれまでの作品をあつめた映像も見ることができます。 オープンの翌日に行きましたが、とても盛況だったのでぜひお早めに!
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中村至男展

中村至男展

クリエイションギャラリーG8 [東京都]
2017年01月13日2017年02月16日
21_21 DESIGN SIGHT「単位展」のメインビジュアルのデザインも印象的だった デザイナー・中村至男さんの初めての(!)個展です。90年代から新作まで、シンプルな図形と平面的な色、単純な動きで構成されているのにとてもユニークで目を惹くビジュアルと映像でいっぱいの展覧会でした。中村至男さんの絵本やグラフィックの本を会場で読めるようになっているのも嬉しかったです。 特に「勝手に広告」などの、見立てのユーモアに溢れた作品がとても面白く、思わず書籍も購入してしまいました。 中村至男さんが手がけた、明和電機の過去の製品パッケージやカレンダーなどが一面に展示されているのも嬉しかったです。 1月19日(木)~3月16日(木)の間、会場ちかくの銀座・エルメスのショーウィンドウとなっている作品の原画も展示されているので、併せてみるのも面白そうです。 なお、G8の「中村至男展」とgggの「仲條正義展」の両方でスタンプを集めると中村さんのステッカーか仲條さんの缶バッジをもらえる企画も開催されています。それぞれの会場でもらえるグッズが変わってくるので、気になる展示を後にまわったほうがよいかもしれません〜
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「曖昧な関係」展

「曖昧な関係」展

メゾンエルメス [東京都]
2016年12月21日2017年02月26日
”作品と身体の間に生まれる関係性”をテーマとしたユニークな展示でした。 特に面白かったのがナイル・ケティングの作品でした。様々な工業製品が置かれた展示室の意味するものがはじめは全くわからなかったけど、キャプションで作品の”素材”を見てて、”モノ”ではないもので作品がつくられていることに気づくと見え方ががらっと変わり、展示室の空間を満たすものがすべて”作品”に見えてきてしまうのがとても魅力的でした。 また、アンヌ・ロール・サクリストの作品はまるで日本庭園を見ているようで、多くの人が、展示室に腰を下ろして長時間作品に見入ってしまう(作品を”見る”というよりも”瞑想”のような感覚かもしれません)作品でした。
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TOKYO ART CITY by NAKED

TOKYO ART CITY by NAKED

ヒカリエホール [東京都]
2016年12月21日2017年01月12日
2012年の東京駅でのプロジェクションマッピングなどで有名なNAKEDによる“都市”と”アート”をテーマとした展示です。 過去に行われた東京駅や国立博物館でのプロジェクションマッピングイベントがミニチュアを使って再現される展示だと思っていたのですが、それだけではありませんでした!会場の中には、東京を象徴するようなモニュメントが建ち並び、”イメージの中の東京”のような風景が再構築されていて、その空間全体がひとつの作品になっていました。 その中で同時多発的にそれぞれのプロジェクションマッピングの再演が行われていったので、音などは少し混ざってしまうところもありましたが、この混沌と、さまざまなことが並行して起こる様子が、実際の”都市”らしくて面白かったです。 もちろん、東京駅、国立博物館、JALの機体…と、実物では見られなかったプロジェクションマッピングが一度に見られるのも嬉しい展示でした。 表参道ヒルズでもNAKEDによる「SWEETS by NAKED」が開催されていますが、個人的にはこちらのほうが断然お勧めです!
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柳幸典 ワンダリング・ポジション

柳幸典 ワンダリング・ポジション

BankART Studio NYK [神奈川県]
2016年10月14日2026年01月07日
BankARTの3フロアをフルに使って様々なプロジェクトを紹介した見応えある展示でした。(関東圏初の大規模個展になるそうです。)壁一面に「アント・ファーム」が掲げられていたり、ゴジラをモチーフに天災を想起させるような巨大な作品があったり、犬島の精錬所の中にある"廊下"の再現されていたりと、大規模な作品も数多くあります。 どの作品も大きな問題を題材としつつもユーモアが入った作品でした。解説はほとんどないので欲を言えば時代背景とかの解説があるといいのになぁ…とは思いました。書籍とセットになった入場券も販売されていたのはこのためかもしれません。 なお、会期が2017年1月7日(土)まで延長になったそうです。
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エマージェンシーズ! 030 市原えつこ「デジタル・シャーマニズム——日本の弔いと祝祭」

エマージェンシーズ! 030 市原えつこ「デジタル・シャーマニズム——日本の弔いと祝祭」

NTTインターコミュニケーション・センター (ICC) [東京都]
2016年12月20日2017年03月12日
死後49日間、死んだ人の声やしぐさをロボットに憑依させる「デジタルシャーマンプロジェクト」と、ナマハゲ行事を現代の都市向けに再構成する「都市のナマハゲ」のプロジェクトについての展示でした。 「デジタルシャーマンプロジェクト」は、以前にTVで紹介されているのを見たときには”残された人”のための作品だという印象が強かったのですが、いつ死ぬか分からない”自分自身の死”について考えさせられる作品でした。 もともとはSNSなどの発言をもとに故人の”話し方”を再構築するという構想だったというのは今回の展示で初めて知り、それは面白い技術だと感じましたが、一方で、本人が生の音声で吹き込みながら、”死んだ自分”を想像することがすごく大きな意味を持つように感じる作品でした。
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クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91

クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91

水戸芸術館現代美術センター [茨城県]
2016年10月01日2016年12月04日
写真でしか見たことなかった「アンブレラ」プロジェクトの映像や図面、模型、実物の傘などが見られたのは面白かったです。現在の芸術祭のような大規模なイベントを少人数で地権者の説得から資金調達までやり遂げたのには驚きでした…18日間の会期中に50万人の人が訪れたそうです。 映像では、ボランティアとして参加していた人たちの一生懸命であったり、わくわくしながらプロジェクトに参加する様子が見られ、その風景の美しさだけではなく、その土地の人をつなぐようなプロジェクトであったことも伺い知ることができました。 一方で、その傘の土台の実物や設置作業の様子を見ていると、その巨大な鉄の塊の「物質」の量と重苦しさは今見ると少し違和感も感じ、いろいろな意味で、当時の写真をみただけの時とは印象の変わった展覧会でした。
奇想天外! アートと教育の実験場 筑波大学〈総合造形〉展

奇想天外! アートと教育の実験場 筑波大学〈総合造形〉展

茨城県近代美術館 [茨城県]
2016年11月03日2017年01月29日
筑波大学 総合造形の歴代教員9人、卒業生6人のアーティストの作品を中心とした展覧会です。 山口勝弘さんや河口龍夫さんといった教員を務められた方の作品と、明和電機や岩井俊雄さんといった卒業生の作品に加え、その実験的でユニークな授業の様子を知ることができたり、卒業生のアーティストの学生時代のレポート課題や作品、パフォーマンスの映像などが見られたのも面白かったです。現在は絵本作家として有名なヨシタケシンスケさんの学生時代の作品は全く雰囲気のコスチュームだったりしたのには驚きでした。 「総合造形」の名前のとおり、多様な表現方法が入り混じる面白い展覧会でした。
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