平仮名 |
文字 |
あ
|
字源 |
安の草書体 |
JIS X 0213 |
1-4-2 |
Unicode |
U+3042 |
片仮名 |
文字 |
ア
|
字源 |
阿の偏 |
JIS X 0213 |
1-5-2 |
Unicode |
U+30A2 |
言語 |
言語 |
ja, ain |
ローマ字 |
ヘボン式 |
A |
訓令式 |
A |
JIS X 4063 |
a |
アイヌ語 |
{{{アイヌ語}}} |
発音 |
IPA |
ä |
種別 |
音 |
清音 |
あ、アは、日本語の音節の1つであり仮名の1つである。1モーラを形成する。五十音図において第1行第1段(あ行あ段)に位置する。
概要
- 現代標準語の音韻: 五母音の一つ /a/。口を大きく開いて発音する母音である。後舌(舌の後ろ)の方を盛り上げて、音の響きを作るとする辞書もある。国際音声記号では非円唇中舌広母音であるので、[ä]で表される。便宜上は[a]で記述される。
- 五十音順: 第1位。「い」の前
- いろは順: 第36位。「て」の次、「さ」の前
- 平仮名「あ」の字形: 「安」の草書体
- 片仮名「ア」の字形: 「阿」の偏を変化させたもの
- ローマ字: a
- 点字:

- 通話表: 「朝日のア」
- モールス信号: --・--
- 手話:手をパーにした状態から親指以外の指の第2・3関節を曲げる。
-
手旗信号:9→3
- 発音:
あ
“あ”に関わる諸事項
- 「ぁ」のように小さく書いた場合(小書き)は、拗音と同じように直前の文字と合わせて1つの音を構成する。すなわち、前の文字と合わせて1モーラを形成する。基本的に前の文字の母音をなくして子音だけにするか母音を半母音化して、それに/a/を合わせた音を表す。この文字を使う多くの言葉は外来語である。
- 用例
- くぁ (kwa)、つぁ (tsa)、ふぁ (fa)、ゔぁ (va)、ぐぁ (gwa)。
- ただし、俗にあ段の仮名の後に使われることがあり、この場合は大書きしたのと同様、長音となり、単独で1モーラを構成する(例:あぁ (aa))。
-
秋田県章は片仮名の「ア」を図案化したものである[1]。
- デザインあの「あ」とは「デザインの面白さを学ぶ最初の入口」という意味である。
関連項目
脚注
-
^ “県のマーク(県章)・県旗”. 秋田県 (2019年4月1日). 2020年11月5日閲覧。